権力争いか、変革のチャンスか？日本の政治の行方

公明党が自民党との連立を解消したことで、日本の政局が大きく動き始めています。
立憲民主党の野田佳彦代表は、首相指名選挙での野党統一候補の擁立を目指し、国民民主党の玉木雄一郎代表に党首会談を呼びかけました。
玉木氏はこれに応じる意向を示しているが、野党にとっては突然の政権交代のチャンスとも言える状況です。
政局としては当然の動きかもしれませんが、どうも権力争いに終始しているように見えてしまいますね。
現在、衆議院に議席を持つ政党は自民党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、公明党、共産党など10を超えます。
政党が乱立する中で、議会で過半数を獲得するのは難しく、各党が掲げる政策を実現することも容易ではありません。
かつて民主党政権下で二大政党制を目指した動きもありましたが、結局うまくいかず、現在の混迷に至っています。
このような政党乱立の状況で、日本の政治はどうあるべきか。
野党は政権交代の好機を活かせるのか、それとも再び分裂と対立を繰り返すのか。
われわれ有権者は注意深く見ていく必要があります。