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JR九州が進めていた「博多駅空中都市プロジェクト」が中止になったと報道されました。

あの博多駅の上にオフィスやホテル、商業施設を一体化させた“空中都市”をつくるという壮大な計画――福岡の新しいランドマークになると期待されていただけに、「えっ、中止!?」と思った方も多いのではないでしょうか。

この計画は2019年に発表され、JR博多駅の線路上空に巨大な複合ビルを建てるというもの。

都市の新たなシンボルとして、国内外からのビジネス・観光需要を取り込む狙いがありました。

まさに“空に浮かぶ博多の玄関口”という感じで、夢のあるプロジェクトだったということです。

しかし、JR九州は2025年9月に「実行可能な事業計画を策定することが困難」として、この空中都市計画を白紙に戻すと発表しました。

その背景にはいくつかの現実的な問題があったようです。

まず大きいのが、工事費の高騰。

近年は建設資材や人件費の上昇が止まらず、当初の想定を大きく上回るコストになっていたとか。

加えて、線路上空という特殊な立地ゆえに施工難易度が非常に高く、安全対策や構造設計のコストも膨らんでしまったようです。

企業として採算が取れないと判断するのは当然かもしれません。

とはいえ、福岡の発展や観光促進を考えると、この中止はやっぱり残念ですね。

あの空中都市が完成していたら、きっと博多の景観も大きく変わっていたと思います。

ただ、JR九州は「今後も博多駅周辺の魅力向上に取り組む」とコメントしています。

もしかすると、より現実的で持続可能な形で再び新プロジェクトが動き出すかもしれません。

一度は止まった“空中都市”の夢。

でも、博多の街づくりはまだまだこれから。

次の一手に期待したいところですね。

 

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JR九州が博多駅「空中都市」の計画中止を発表…工事費が想定の2倍弱に高騰、採算性で判断
JR九州は26日、福岡市の博多駅で在来線の線路上に新たな駅ビルを建設する「博多駅空中都市プロジェクト」について、計画を中止すると発表した。工事費が…
(出典:読売新聞オンライン)

 

<関連する動画>

 

<ツイッターの反応>

 

読売新聞オンライン
@Yomiuri_Online

JR九州が博多駅「空中都市」の計画中止を発表…工事費が想定の2倍弱に高騰、採算性で判断 yomiuri.co.jp/economy/202509… #経済

(出典 @Yomiuri_Online)

もちもち(誤解体やらかし提督)
@mochimochidayo1

えええぇ… JR九州が博多駅「空中都市」の計画中止を発表…工事費が想定の2倍弱に高騰、採算性で判断(読売新聞オンライン) news.yahoo.co.jp/articles/ead4f…

(出典 @mochimochidayo1)

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