最近、国勢調査を装った偽メールや偽サイトによる詐欺被害が全国的に確認されており、消費者庁など関係機関が利用者への注意を呼びかけています。
この種のフィッシング詐欺では、調査の「回答が足りていない」「期限が迫っている」などとあおり、リンクをクリックさせて個人情報を入力させようとする事例が報告されています。
特に、「銀行口座やクレジットカード番号を入力してください」「年収や預金額を教えてください」「回答しないと罰則になります」といった内容が含まれているものは、すべて偽の可能性が高いとされています。
実際、国勢調査ではメールや電話による回答依頼は行われず、銀行口座情報やクレジットカード情報、年収・預貯金などの資産状況を尋ねることは一切ありません。
また、調査員が訪問する場合には、顔写真付きの「調査員証」や手さげ袋などを必ず携帯しており、その提示を求めることも可能です。
このような背景から、以下のような対応をとることが重要となります:
-
疑わしいメールを受け取ったら、リンクをクリックせずにすぐ削除。個人情報を入力しない。
-
メールや電話で「調査票の不足」「回答義務」「罰則」などを強調されたら、まずは市区町村の担当窓口か、消費生活センターに確認。
-
実際に調査書類を受け取る際は、調査員の「調査員証」を提示してもらい、不審な点があれば話を中断して市区町村に連絡。
調査制度そのものは正当であり、回答すること自体は国民的義務でもあります。
しかしながら、悪意ある第三者によるなりすまし行為によって、信頼性が揺らいでしまっているのが現状です。
私たち一人ひとりが冷静に「これは本物か偽物か」を見極める姿勢を持つことが、被害を防ぐうえで極めて大切になります。
不安を感じたら、ためらわずに住所地の市区町村や消費者相談窓口に相談してください。
対応を誤れば、思わぬ被害へとつながる可能性があります。
<関連する動画>
<ツイッターの反応>












