公明党の連立離脱の原因の一つとなった自民党の政治とカネ問題について、公明党斎藤代表が自身の不記載問題に関し「私のミス」と謝罪しました。
そのため、SNSでは「自分には甘いんだな」などの批判が上がっているようです。
不記載の内容は、2020年の斉藤氏が代表を務める資金管理団体『斉藤鉄夫後援会』が、都内の政治団体から受けた寄付金100万円の記載漏れや、2021年の姉から相続した有価証券の金銭信託1億379万円や株式5銘柄3200株などの記載漏れなどです。
2021年の記載漏れは衆議院に提出する資産報告書への記載漏れですので、不記載と言われれば不記載ですが、政治資金収支報告書ではないため、あまり責めるのもどうなのかな?という気はします。
実際、資産報告書の不備は法的に罰則の対象ではなく、訂正報告で済む場合が多いとされます。
政治資金規正法に基づく「収支報告書の不記載」とは法的な重みが異なり、意図的な隠蔽と断定するのは早計だと思います。
自民党の不記載問題の核は還流(キックバック)の政治資金規正法上の扱いであり、記入漏れなどの過失とは異なります。
還流に関しても政策活動費の扱いを間違ったための過失であった可能性もありますが、お金の流れが不透明だったのは事実です。
還流に関しても政策活動費の扱いを間違ったための過失であった可能性もありますが、お金の流れが不透明だったのは事実です。
ただし、政治資金の透明性に対する国民の信頼が大きく損なわれている現状では、どの政党であっても説明責任を果たす姿勢が問われていると思います。
「不記載=裏金」という関連付けての批判は問題をしっかり理解していない批判です。
他党議員で不記載があった時も、「自民を批判していたのにお前も裏金じゃないか」というSNSの書き込みを私もいくつか目にしました。
公設秘書の給与詐取(議員が勤務実態がない人物を秘書として届け出て、国から支払われる給与を、その人物を通じて議員側が不正に受け取るという手口)なら批判されて当然ですが、単に「不記載」という一単語だけで反射的に批判するのは少々短絡的ではないかと思います。
政治家の倫理が問われる時代だからこそ、私たち有権者も「何が違法で、何が単なる手続き上の誤りか」を見極める冷静さを持つことが求められているのではないでしょうか。
<関連する記事>
<関連する画像>
<関連する動画>
<ツイッターの反応>
ライブドアニュース
@livedoornews【発言】公明党・斉藤鉄夫代表、収支不記載は「私のミス」 news.livedoor.com/article/detail… 今後の選択的夫婦別姓制度の導入に関して意欲を示したほか、自民党の“裏金問題”について改めて言及。一方、過去に問題となった収支不記載については「単純にミスでございます。申し訳ございません」と謝罪した。 pic.x.com/Jco7Mo8jso
gureo
@gureog33【発言】 公明党・斉藤鉄夫代表…収支不記載は「私のミス」 10/15 自民党の“裏金問題”を…改めて言及し 一方、過去に問題となった収支…不記載については 「単純にミスでございます。申し訳ございません」などと… !同じ穴のムジナ #創価学会 #公明党 #公明 #創価 #SGI x.com/livedoornews/s…




















